熱帯魚、淡水魚、甲殻類、昆虫、両生類、水草、食虫植物等我が家で飼育、栽培している生き物たちを紹介したいと思っています。(淡水魚研のブログ)
ヒラタドロムシ幼虫
ヒラタドロムシ幼虫
 川の上流〜中流の石をめくると・・・

 こんな生き物が、張り付いていることがあります。

 サイズは、約 1cm。

 子供の頃は、海にいるヒザラガイの仲間だと思っていました。

 だって、そっくりでしょう・・・

 昆虫の幼虫だと知ったのは、後の事です・・・

 背中側だけ見たら、とても虫とは思えませんね。

 石からはがして腹側を見れば、あぁ〜虫なんだ・・・

 と納得できますが。。。

 ヒラタドロムシという甲虫の幼虫です。

 清流釣りで、餌の川虫を探していると、よく見つかります。

 多摩川・秋川、高麗川あたりには、沢山いた記憶があります。

 しかし、千葉県内の川では、滅多に見られない珍しい虫でもあります。

 1匹採集して、プラケースで飼育してみました。

 壁面にピッタリと張り付いて、全く動くこともなく、退屈してしまいます。

 数週間後・・・

 同居しているヤゴに食べられてしまいました。

 ピッタリ張り付いている幼虫を、ヤゴはどうやって捕食したのでしょうか ?

 謎ですね〜


テーマ:水生昆虫 - ジャンル:ペット

クロズマメゲンゴロウ1齢幼虫2
赤虫を襲う
 クロズマメゲンゴロウ幼虫の、その後の様子です。

 毎日、ビオトープから赤虫を採集してきては与えています。

 写真は、自分の数倍もある赤虫に噛みついているところです。

 幼虫が横向きになっているので、感じがずいぶん変わります。

 赤虫は大きいだけに、なかなか弱らずに長時間暴れています。

 幼虫は、そんなことにはかまわず、体液を吸い続けています。

1齢幼虫
 満腹になった 1齢幼虫です。

 小さなプラケースに、1齢幼虫が 10匹程いれてありますが、共食いは起きていません。

 体長は、約 5mmになりました。

 体内が赤っぽく見えるのは、赤虫の体液を吸ったからです。

 時間が経つと消化され、色は黒っぽくなります。


テーマ:水生昆虫 - ジャンル:ペット

月刊文化財
文化財
 月刊文化財という雑誌です。

 生き物と何も関係ないように思えますが・・・

 天然記念物=文化財

 ということで、指定された生き物について詳しく掲載されています。

 74年 4月号には、ミヤコタナゴとイタセンパラについての記事があります。

 この文化財という雑誌を知ったのが、ずっと後のことなので、すでに書店での入手は不可能でした。

 そこで、神田の古書店街を一軒づつ回り、ついに見つけたのでした。

中
 内容は・・・

 曽我兄弟の伝説から始まり・・

 一里塚、江戸時代の工藝、金沢・・・

 歴史や芸術が好きな人にとっては、かなり興味深く面白い内容です。

 ミヤコタナゴとイタセンパラについても、中村守純先生が書いているだけあり、あまり興味のない人にも分かりやす内容になっています。

 昔の採集地として、東京都善福寺池と善福寺川、埼玉県新堀川、神奈川県鶴見川、群馬県城沼とあります。

 74年の時点で、上記の生息地ではすでに見られなくなっていました。

 減少の理由は、環境の悪化によるもので、

 ミヤコタナゴはマツカサガイを産床としているが、

 そのマツカサガイが、水質の悪化にきわめて弱いため、

 初めにマツカサガイが死滅し、産床を失ったミヤコタナゴもやがて死滅する。

 保護するためには、生息地の自然環境を保全することが最も望ましい。

 35年も前に、これだけのことが判り天然記念物にも指定されたのにも関わらず・・・

 その後も、各地の生息地は開発され失われていきました。

 過去記事にも詳しく書いています。

 保護することが、いかに難しいかを考えさせられます。


テーマ:淡水魚 - ジャンル:ペット

クロズマメゲンゴロウ1齢幼虫
1齢幼虫
 昨日の続きです。

 クロズマメゲンゴロウの1齢幼虫は、数時間後黒っぽくなりました。

 頭部の黒い模様が、つながった眉毛のように見えて、ゲンちゃんのようでカワイイですね〜

 写真の個体は、まだ全く餌を食べていません。

 なので、体内は透明です。

 庭のビオトープから泥を掬い、赤虫を探しました。

 クロズマメゲンゴロウの1齢幼虫は、わずか 3,5mmしかありません。

 この小ささですから、極小の赤虫でないと食べられそうにもありません。

 小さな赤虫と大きな赤虫も入れておきました。

 小さな赤虫に対しては、いきなり大顎で噛みつき、体液を吸っていました。

 大きな(1cm)の赤虫が近づいてくると、危険を感じて逃げてしまいますが・・・

 一匹の空腹な幼虫は、大きな赤虫を恐れることなく噛みつきました。

 3倍の大きさがある相手ですから、必死に暴れまわりますが、やがて動けなくなってしまいました。

 さすが肉食のゲンゴロウ。

 大きな相手でも、強力な武器(大顎&消化液)で襲うことができます。

 他の幼虫も集まってきて、大きな赤虫を集団で食べていました。

 満腹になった幼虫は、体内が赤虫の体液で赤くなっていました。


テーマ:水生昆虫 - ジャンル:ペット